新進気鋭の現代音楽ピアノ・デュオ、梨本宮里ピアノ・デュオ。そんな2人のピアニストが、4本の手で、共に響かせ、鳴らす。
20世紀から今に至るまでの激動の時代、作曲家たちは多種多様な響きを探り、新たな音楽を創り出しました。このコンサートでは、「響き」をテーマに、5つの作品を取り上げます。
エストニアの夜空を見上げて星を音楽で表現しようとしたウルマス・シサスク、同じくエストニアで新たな音楽を求めたライモ・カングロ、植物や動物に魅せられその世界観を表現する川上統と、他では聴けない曲ばかり。更に今回は、日本のホールではあまり許してもらえない「内部奏法」というピアノの弦を直接触る特殊奏法をも駆使します。
中でもシサスクが渦巻銀河の数々を思い描いて書いた「The Spiral Shimphony」の全曲演奏は、梨本宮里ピアノ・デュオ結成以来の悲願でもあります。これまでに様々なシサスク作品に触れ、星や宇宙に思いを馳せ、実際にシサスク氏と言葉を交わした梨本宮里ピアノ・デュオ。そんな我々の音楽を是非体感してください！
＊日付＊
2019.11月2日 14:00開演 (開場13:30)
＊会場＊
公園通りクラシックス
(東京都渋谷区宇田川町19-5 東京山手教会B1F)
＊チケット＊
全席自由 前売り：3000円、当日：3500円
申込みフォーム
https://goo.gl/forms/mJcnlU52sdISfSqy1
＊曲目＊
*ライモ・カングロ : Klimper Op.20 No.4 *Raimo Kangro : Klimper Op.20 Nr.4
デュティユー : Figures de résonances Henri Dutilluex : Figures de résonances
パウル・ヒンデミット : ２台のためのソナタ Paul Hindemith : Sonata four 2 pianos
**川上統 : 越前海月 (2019年改訂版) **Osamu Kawakami : Nemopilema nomurai (2019ver)
ウルマス・シサスク： The Spiral Symphony Urmas Sisask : The Spiral Symphony
*日本初演(Japan Premiere)
**世界初演(World Premiere)
主催：梨本宮里ピアノデュオ
後援：日本・エストニア友好協会、駐日エストニア大使館、エストニア音楽情報センター
