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さくらプロジェクト

友好のさくらプロジェクト

エストニアに日本の桜を咲かせよう

■経緯
日本のシンボルである桜がエストニアの公園に咲かせることができたら!そんな想いから日本・エストニア友好協会会員でエストニアで日本語を教えていた山本英二氏の提案で、釧路市に本部を置く日本・エストニア友好協会からエストニアの首都タリン市に贈ることになった。エストニアで育つ事のできる桜は気候の類似した北海道に咲く蝦夷山桜、もしくは千島桜であるが、釧路市の竹川造園の奨める蝦夷山桜に決定した。タリン市へ200本送り、タリン植物園へ植樹し、交流のあるタルトゥ市、各学校校庭などへ分けて育てることになる。

 

 

 

 

 

■経過

●1999年3月 事前準備
昨年(1998年)末から、エストニア在住の山本さんから連絡があり、桜の品種、送り方、輸出の手続き、輸入許可などタリンに本部のあるエストニア・日本友好協会(会長ヘイキ・バラステ氏)と協力して、数々の問題点をクリアーしながら今回、タリン市長から下記のようなお手紙をいただいた。我々が望む方向で桜の苗木がエストニアで育てられる事が実現することになった。つきましては、綿貫市長からタリン市長へメッセージを添えて釧路市から桜の苗木がタリン市へ送る事を契機に友好の輪がさらに広がる事を願っています。尚、桜は4月中旬に釧路市から発送する。※タリン市長からエストニア日本協会への手紙

●1999年4月蝦夷山桜の苗木200本がエストニアの首都タリンとタルトゥに贈呈される。
●1999年5月17日桜の苗木贈呈・植樹セレモニーがTallinn Botanic Gardenで開催される。
      ヘイキ・バラステ氏からの手紙
●2000年5月タルトゥ大学の宮野理恵さんから桜の生育状況写真が届く。
●2002年5月タルトゥ大学植物園で植樹式が行われる。
●2004年4月蝦夷山桜200本がエストニアに贈られる。エストニアが国として正式に贈呈を受ける。
●2006年3月エストニアから招待を受け、竹川さん(竹川造園)が桜の定着を確認のためエストニアへ。

●2012年11月在エストニア日本大使館より、大使館前の桜が大きくなったので、一部移植したいとの相談を受ける。

●2013年2月釧路市の吉田造園の指示を伝える。(エストニアでは通常10月が植え替え時期だとタルトゥ大学植物園館長の話が

      あったが、3月〜5月で大丈夫とタリンの担当者アルノ・カンネケ氏に伝える)

●2014年4月日本大使館より18日に桜移植完了の連絡あり。

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