3月20日、一時帰国された中村耕一郎在エストニア日本大使によるJEFA2026年第1回エストニア文化セミナーがハイブリッドで開催されました。
オンラインで視聴された方々も含め、大勢のみなさんに参加していただき、大使ご自身が就任後1年半でお会いした多くの政府、官僚の方々の紹介や訪問された地方都市など、精力的にエストニアを開拓されたことを物語る大変興味深いお話をしていただき、とても濃厚なセミナーとなりました。質疑応答の時間には、ウクライナ問題に対するエストニアの国・国民の見解や米国に対する立場、ITを含めた教育、エネギー政策についての質問など多岐に亘り、時間が足りなくなるほどで、中村大使からは参加者のエストニアへの高い関心に強く感銘を受けたとのご感想をいただきました。
また、セミナー終了後には、大使との懇談、会員同士の懇親会の時間を設け、エストニア大使館からErikson参事官も出席していただき、実りある時間となりました。

3月26日、三重県伊勢市いせトピア多目的ホールで日・エの合同演奏会が開催されました。
伊勢市の合唱団ソルシエールの指揮者河俣和子先生がEU・ジャパンフェスト日本委員会の紹介でエストニアを訪れたのが、一昨年の欧州文化首都Tartu2024の時。その時当協会が紹介して出会った地元の合唱団Laulupesaの指導者と意気投合、翌年の去年はエストニアから指導者たちが来日、さらに日本からソルシエールとソルシエールJr.の団員たちがTartuとTallinnでの国際青少年音楽祭に参加し、交流が実現しました。
そして今年は、EU・ジャパンフェスト日本委員会の協力と両国の合唱団のみなさんの情熱で、エストニアからLaulupesaのかわいい合唱団員が伊勢市を訪問。子供同士の再会が実現しました。このプロジェクトには会員の谷口政弘さんが実現に尽力しておられます。
今回の合同演奏会「Laulude Sild 歌の架け橋」には曽根原理事が出席、美しい歌の交流を体感してきました。以下その感想です。
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EU JAPANの助成をうけ、伊勢の合唱団とエストニアの合唱団との交流企画の集大成としてのコンサート。日本の子供達は、エストニアに行き、土地の息吹きを感じ、エストニアの子供達は、伊勢に滞在し。日本を深く感じ。という交流の上の公演。
日本のこどもたちも感情豊かに、楽しそうに歌い、伊勢の土地の踊りを踊り、エストニアのガールズたち(1人だけ、男子だった)も民族衣装で踊ったり、エストニアらしい歌を伸びやかに。
YouTubeとかで知っただけじゃない、“生の体験”が双方に感じられ。互いを尊重し、リスペクトし、そして、戦う共演は素晴らしかったです。
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日本とエストニアの文化交流の原点、合唱交流、素晴らしいですね!


4月21日、当協会のピアノスト秋場敬浩さん(愛知県立芸術大学准教授)は現代エストニアを代表する作曲家の一人である、トヌ・クルヴィッツ氏の来日の報を受け、急遽自身のリサイタルを準備し、クルヴィッツ氏を歓待しました。
おりしも、音楽の友社より秋場氏自身が解説を加えたチャイコフスキー「四季」の校訂版が発売されたタイミングでもあり、リサイタルのタイトルをチャイコフスキーとし、クルヴィッツ、E.トゥビンの作品が演奏されました。美しい北の風景が目に浮かぶ作品の数々でした。
チャイコフスキーは西エストニアのハープサルに滞在したこともあり、この心癒される街を題材に「ハープサルの想い出」という小品集を残しています。秋場氏は事務局長からのリクエストを受けたので、と前置きをしてアンコールで「ハープサルの想い出」を弾いてくださいました。ありがとうございました!
チャイコフスキー四季New Edition
https://www.ongakunotomo.co.jp/catalog/detail.php?id=415330
講演後はお疲れ様!で、Terviseks! (乾杯!)
短い時間でしたが、クルヴィッツさんを囲んで、エリクソン参事官、愛知芸術大の学生さんたちと協会員で、親交を深めました。

下記のとおり、2026年度の総会を開催いたします。
会員の皆様にはできる限りご出席いただき、当協会の運営についてご審議いただくとともに、会員相互の親睦を深める機会としてご参加いただけますと幸いです。詳しくは、郵便にて会員の皆様に送付しております。
日 時: 5月17日(日) 15:30-17:30
会 場: Hyvää Matoka!
お茶菓子代: 1,100円
・総会資料に同封されている返信用ハガキでお申し込みください。欠席の方は委任状として返信をお願いいたします。

これまでとは少し違う視点でエストニアを見つめることができるセミナーです。昆虫や植物を対象とした「群集生態学」がご専門の講師は、幼い頃からチョウに強い興味をもってこられとのこと。エストニアではどんな蝶や植物を見てこられたのでしょう。
講 師: 大脇淳氏(桜美林大学リベラルアーツ学群 准教授)
https://www.obirin.ac.jp/professors/arts_and_sciences/atsushiohwaki/
タイトル:遠いが意外と似ている日本とエストニアの生物相
日 時: 5月21日(木) 18:30-20:00
会 場: 渋谷区大和田総合文化センター 学習室4
オンライン: Zoom
参加費: 1,000円 (学生 500円) 非会員 左記+300円
詳細・申し込み: Peatix https://jefa20260521.peatix.com
*会場は満員になり次第締め切らせていただきます。
オンラインは数に制限はありません。
6月のエストニア文化セミナーは現在タルト大学社会科学部ヨハン・シュッテ政治学研究所に所属し、国際関係や地域研究を進めておられる会員、君島結斗さんに一時帰国時に合わせてお願いしました。
6月25日(木)18:30-20:00
を予定しています。お楽しみに。
4月29日、日本政府は令和8年春の叙勲受章者を発表し、吉野忠彦日本・エストニア友好協会会長が旭日双光章を受章、同時に在外外国人枠として前NHK交響楽団首席指揮者であり、当協会名誉会員のパーヴォ・ヤルヴィ氏が旭日中綬章を受賞されました。お二人の同時叙勲は当協会としても大変名誉なことです。心よりお祝い申し上げます。おめでとうございます!
吉野会長は、エストニア再独立後間もなくエストニアへ訪問したことをきっかけに要人らとの人脈を構築、エストニアの経済発展への助言や在日大使館開設に寄与、1997年からは日・エストニア友好協会東京支部長、さらに2010年には会長として両国の友好親善に努めてきました。
世界中の交響楽団で活躍しているパーヴォ・ヤルヴィ氏は、2015年から2021年までNHK交響楽団の初代首席指揮者として日本のクラシックファンを魅了し続けました。在任中にはエストニア国立男声合唱団来日を実現させ、エストニアやフィンランドの音楽の普及に努めておられました。
クラシック音楽に精通した吉野会長はヤルヴィ一家とも懇意にしておられます。写真は2017年に吉野会長がエストニア政府から「テッラ・マリアーナ十字勲章」を受章した際に祝辞を述べているパーヴォ・ヤルヴィ氏です。 エストニア大使館東京にて、左からレンスメント駐日エストニア大使(当時)、通訳中の秘書アリキヴィ春代さん(当時)、ヤルヴィ氏、吉野会長、会長夫人。この時をきっかけにヤルヴィ氏は当協会の名誉会員となりました。

25年前、当時本部があった釧路市から「さくらプロジェクト」でタリン市に寄贈したエゾヤマザクラが、タリン市各地でエストニアの人々の目を楽しませました。在エストニア日本国大使館は桜の季節に合わせてSAKURA MAPを発行し、市民に桜の魅力を伝えました。
これによると地元でも桜を植えるプロジェクトが発足し、どんどん桜を楽しめる場所が増えているようです。エストニア各地でも一斉に咲く桜を楽しむ「お花見」が習慣になる時もそう遠くなさそうですね。
SAKURA MAPはこちらからダウンロードできます。
https://drive.google.com/file/d/10046RmRsSkAc0aGnYaIvIzi9fnxIUYol/view?usp=sharing
エストニア情報を豊富に提供している在エストニア日本国大使館のSNS:
Facebook https://www.facebook.com/profile.php?id=100064453670106
Instagram https://www.instagram.com/japanembassyestonia/
フォローしてみてはいかがでしょう?
2年前エストニア訪問を果たし、セミナーでその報告もしていただいた浜松工業高校の石川宗先生は、昨年から旭川を拠点とするプロバレーボールチーム“ヴォアレス北海道”に所属されていますが、昨年のVリーグの結果報告が届きました。
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おかげさまでヴォレアス北海道での初シーズンを終えました。昨年度から在籍しているエストニア人のティモ選手はもちろん、今シーズンより新たに加入したメルト選手の活躍もあり、チーム過去最多のシーズン11勝と、なにより天皇杯準優勝という大きな爪痕を残すことができました。
メルト選手は非常に正確で多彩なサーブが魅力の選手で、リーグ終盤まで全体でのサーブランキングがずっと1位でしたが、ずっとコートに立ち続けてくれていたので最後の最後にコンディションが整わず、惜しくも2位となりました。
ティモ選手も個人でブロックランキング3位と大活躍でした。
https://www.svleague.jp/ja/sv_men/recordn/rank_p/
2人ともエストニア人らしく根が真面目で、選手やスタッフからの信頼も厚いです。スタッフ間では冗談で「このまま3人目の外国人枠もエストニアから呼んだらいいんじゃないか?」と話すほどです。
エストニアでお世話になった宮野先生の本も購入しまして、ただ忙しくなかなか読む余裕がなく、テレ!とアイタッ!とパルン!だけしかまだ話せませんが、2人が来シーズンまた契約して共に戦えるのであれば、オフシーズンにもう少し語彙を増やそうかなと思っています。
以上、簡単なご報告でした。
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ヴォアレス北海道 https://voreas.co.jp/
