2026年度日本・エストニア友好協会総会が執り行われました。
5月17日、昨年に引き続き、当協会法人会員である、フィンツアーさんのお店である、東京・原宿のHyvää Matka!(ヒュヴァ・マトカ:フィンランド語で良い旅を!)を会場にして、今年度の総会を開催しました。全国にいる会員からは委任状と近況報告など送っていただき、ありがとうございました。
総数過半数(会員数79 出席16 委任状33 合計49)を超えて無事総会が成立しました。東京支部が1997年に設立されてからの吉野会長が名誉会長に、荒井事務局長が新会長にと、新体制も発表&承認されました。
日本とエストニアの更なる交流が深まる活動を進めてまいります!
新しい日本・エストニア友好協会をよろしくお願いします。(曽根原)

さる5月21日に、桜美林大学准教授で昆虫(主にチョウ)や植物を対象とした生態学がご専門の大脇淳先生を講師にお招きし、本年度第2回目のエストニア文化セミナーを開催しました。
「遠いが意外と似ている日本とエストニアの生物相」という題目で、大脇先生がエストニアの研究者と一緒にヴィリャンディ地方の森林や湿地帯を中心に現地調査した際の貴重な写真をもとに、解説していただきました。地理的に遠く離れた両国ですが、驚いたことに、属レベルでは草原の草花やチョウ(蝶)に、エストニアと日本とで非常に近い種が複数あることなど、大変に興味深いお話を伺うことができました。
当日は渋谷の会場7名、オンライン9名、合計16名の参加で、予定時間内では質疑応答が終わらず、場所を移して懇親会場でも熱心な議論が続きました。本セミナーでの自然科学の講演は珍しく、会員にとっても有意義なお話をして下さった大脇先生、どうもありがとうございました。(大中)

6月1日から14日まで東京青山スパイラルガーデン(後述)で開催されているバルト三国のイラスト展のオープニングレセプションに荒井会長、大中副会長、横山監事が出席しました。
三国のアーティストによる200点あまりの作品について、横山監事は、「バルト圏のイラストレーションという括りではありますが、鮮烈な色彩が交錯するグラフィカルな作品、コミカルあるいはシニカルなユーモアを感じる作品、幻想的で物語性に満ちた絵本的な作品など、作家一人一人の作風は実に多様で多彩。豊かなイマジネーションに満ちていました。」と感想を述べています。
5月末にリトアニアで祝う美食と文化の祭典「ヴィリニュス・ピンクスープ・フェスティバル」に合わせてビーツの冷製スープが振る舞われました。最後に女子プロ3人(三国を意識してのことのようでした)の格闘技パフォーマンスがあり、なぜここでプロレス?と首を傾げる場面もありましたが、各国大使はじめ多くの三国に関係あるゲストで賑わったレセプションでした。(荒井)


今回は当協会会員による留学レポート。昨年秋タルト大学へ留学されて以来学んでこられたこと、生活上の体験など、新鮮情報満載の興味深いセミナーになることと思います。講師には一時帰国中のお忙しい中での登壇をお願いしました。多くの皆様の参加申し込みをお待ちしています。
講 師: 君島 結斗氏(JEFA会員・タルト大学社会科学部ヨハン・シュッテ政治学研究所修士課程在籍)
タイトル:エストニアで考える国際関係と安全保障:
タルト大学での一年を振り返って
日 時: 6月25日(木) 18:30-20:00
会 場: 渋谷区大和田総合文化センター 学習室6
オンライン: Zoom
参加費: 1,000円 (学生 500円) 非会員 左記+300円
申し込み: Peatix https://jefa20260625.peatix.com
活動報告欄にレセプションのレポートを載せましたが、バルト三国が揃ってアニメーション映画とイラストレーションを本格的に紹介するイベントが開かれています。ギャラリーには三国の表現力溢れるアーティストたちによる、ユニークな作品200点が一堂に会しています。会場を異にして個性的なアニメーション映画上映会も下記で開催されています。バルト地域ファンにも新鮮なインパクトある展示会です。お近くの方はぜひ足を運んでください。
会場に行かれない方は、下記サイトで雰囲気を味わってください。
作家の解説も詳しく掲載されています。
期間: 6月14日まで
会場: イラスト展示・青山 スパイラルギャラリー
アニメーション・ホテル WPÜ 新宿
WEBサイト: https://baltic-island.com/ja/
エストニアは日に日に日照時間が長くなり夏本番を迎えています。
タリン市の旧市街では恒例の旧市街祭りVanalinna Päevadが開催されました。
旧市街は中世色いっぱいになりました。
https://www.tallinn.ee/en/oldtowndays
エストニアの子供達(だけでなくかつての子供達)に長年愛され続けているキャラクター SIPSIKを知ってますか?
SIPSIKはAnuという女の子のぬいぐるみ人形。お兄ちゃんのMartがお誕生日プレゼントに作った人形ですが、ある日突然話しだし・・・。そのSIPSIKの誕生65周年を記念して、2ユーロコインが発行されるとエストニア銀行の前に長蛇の列が出来、旧市街祭り会場では大勢のSIPSIKファンが集まったそうです。
ERRの記事

日本でも人口減少化に危機感を募らせていますが、タリン大学とタルトゥ大学の研究者による新たな人口統計報告書によると、エストニアでも現在の低い出生率が続き、移民のバランスが保たれた場合、エストニアの人口は今世紀末までに70万人を下回る可能性があると発表されました。2024年と2025年のエストニアの出生数は1万人を下回ったとのこと。これは、1919年に全国統計が開始されて以来、最低の数字だそう。
独立回復後に生まれた世代が出産適齢期となったが、コロナ、ウクライナ戦争、生活経費の急激な上昇などの外的誘因により、出産を思い止まる人が増えているのが大きな原因。日本も人口減少が引き起こす課題が取り上げられていますが、エストニアも同じ問題に直面するのも時間の問題のようです。