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EVENT

2023年第4回エストニア文化セミナー ヴェルヨ・トルミスの世界

私は自分の作曲に民謡を使ったことはない。民謡が私を使った。(V. Tormis)

 

ヴェルヨ・トルミスは20世紀のエストニアで最も重要な作曲家であり、エストニア人のルーツ、フィン・ウゴル語族の民謡を数多く合唱曲として遺したその功績は、世界的に高く評価されています。そのトルミスの曲を得意とするエストニアのユース混声合唱団VOX POPULIが10月25日より来日します。北海道白老の民族共生象徴空間ウポポイ、仙台、東京での公演ではフィン・ウゴル語族の言葉で歌うミステリアスなトルミスワールドを披露します。

今年度第4回目のエストニア文化セミナーはユース混声合唱団VOX POPULI来日に先立ち、そのトルミスの魅力を深掘りします。知識を得てから公演を聴けば、数倍も楽しめること間違いなしです。

講師は昨年エストニア大統領よりテッラ・マリアナ十字勲章を受勲された、合唱指揮者松原千振氏。ソ連時代フィンランドで活動中に旧エストニア社会主義共和国を何度も訪問、エストニア・フィルハーモニー合唱団、エストニア国立男声合唱団などプロの合唱団の客演指揮者を経験してこられました。また日本に北欧、バルト三国の合唱曲普及に大きな役割を果たしてこられています。

セミナー概要
日 時: 10月12日  18:30-20:00
会 場: オンライン Zoom  (リンクは前日参加の皆様にお知らせします)
            Zoom待合室は18:20にオープンします。
            ホストから”許可”されるまでお待ちください。
     オフライン 渋谷区文化総合センター大和田2F  学習室7
             東京都渋谷区桜丘23-21 地図はこちら

申し込み先  Peatix からお申し込みください。

 

 

=講師プロフィール=

松原千振氏
 東京混声合唱団正指揮者、神戸市混声合唱団音楽監督
 小学生時代から地元の合唱団で合唱を経験し、国立音楽大学を卒業後、フィンランドのヘルシンキに渡り、シベリウス音楽院のマスタークラスを修了。1978年よりフィンランドを中心に活動を開始し、ヘルシンキ大学男声合唱団(第二指揮者)、フィンランド放送室内合唱団、タピオラ合唱団などで活動。1987年、フィンランド放送協会から委嘱され、フィンランドで発見された中世の単旋律聖歌の解読、復元、および蘇演を担当した。1988年からはバルト三国のプロ合唱団であるエストニア・フィルハーモニー合唱団、ラトビア放送合唱団、エストニア国立男声合唱団などの客演指揮者を務めた。日本・エストニア友好協会名誉会員
 
 著書: ジャン・シベリウス 交響曲でたどる生涯

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